新型コロナウイルス感染予防、対策の総合情報は首相官邸ホームページ「新型コロナウイルスお役立ち情報」をご参照ください。
運転代行業のための
新型コロナウイルス感染防止ガイド
2020.4.17
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徹底的に感染予防!
随伴車内は従業員2名が一緒にいる時間が多く、業務上の会話も欠かせません。また、客車
運転手はお客様と接触後に随伴車に戻ります。最も高いリスク管理意識が必要です。
▼随伴車のドアノブ、ハンドル、キー、スイッチ類、
ナビ画面等のパネル類、スマホ・携帯電話、ペン、眼
鏡、財布など触れる物はすべて消毒。衣
類は洗濯。▼車外での会話も、対面を避
け横向きや背中合わせで。▼車内をビニ
ールで仕切るなど人を隔てるのも有効
(ただしビニール表面の消毒が必須)。
お客様は不特定です。3密の場か
ら来られる場合も予想され、車内
で会話することも避けられません。リスクとエチケ
ットを意識した対応が必要です。
▼代行運転手は手指消毒して白手袋をし、客車ごとに清潔な白手袋に交換を。再利用する場合は必ず洗濯。▼お
客様に業務中のマスク着用をご了解いただきましょう。▼お迎え場所に到着した時はできるだけ電話で連絡する
ことをご了解いただき、やむを得ず店に入る時は人との距離をあけ、できるだけ短時間に。▼お客様との会話は
できるだけ少なく、また、顔を向けて話さないようにしましょう。▼お客様の了解があれば非接触式体温計で運
転手とお客様の体温を測定し、お互い平熱であることを確認して乗車することも安心の一つです。
運転代行業における予防策
徹底するほど感染リスクが低下します!
新型コロナウイルスの特徴
・感染力の持続性があります。
・弱点は脂質の膜。アルコール(70%
以上)消毒で感染力消失、また、てい
ねいな石鹸洗いで除去できます。
・紫外線や換気も感染力低下に有効
とみられます。
「3密」回避、「人との接触」削減
・3密(密閉、密集、密接)を回避しましょう。
・避ける「人との接触」とは▽対面1メート
ル内2、3往復の会話▽2メートル内 30 分
以上の会話▽握手やボディタッチ▽物の共
用(厚労省クラスター対策班有志の見解)
・医療崩壊を招かない行動が急務です。
飛沫感染、接触感染
・飛沫(咳、くしゃみだけでなく
通常の会話で吐く息も)に触れて
感染します。
・接触(物や人に付着したウイル
スに触れた後に自分の目鼻口を
触る等)により感染します。
換気 健康管理
●換気しましょう(窓開けは少なくとも1時間に1、2回)。
●ニトリル手袋などゴムやビニール製の使い捨て手袋等
を使う場合、こまめに新品に換えることが最善ですが、
肝心なことは物に触る前後に手袋表面をよく消毒した
り石鹸で洗うことです。手袋をはずした後の手指消毒・
洗浄も忘れないように。
●代金・釣り銭はできるだけ手から手へ受け渡しを避け、
やりとりの前後は手指を消毒しましょう。
●どこかに触れた手で、顔や髪などを触らないように。鼻
をかんだあと手指の消毒・洗浄を忘れずに。
●マスクを常時着用しマスク表面に触らないように。
随伴車
代行車
事業所で感染しない環境をつくる
■消毒液、マスク、手袋、ティッシュ等の備品をそろえ、
事業所内や随伴車に設置しましょう。■事業所内の複数
の人が触れる箇所をこまめに消毒しましょう(事務用品・機
器、ドアノブ、窓の取っ手、蛇口、石鹸容器、消毒液容器、体温計等)。
■事業所の換気をしましょう(窓開けは少なくとも1時間に 1、
2 回)。■湿度 50~60%を保ちましょう。
従業員を守る管理
■始業と終業時の検温、点呼を励行。■事業所に非接触式
体温計が無い時は各自個人の体温計を使用(共用しない)。
事業所における管理、一人一人の自覚が明暗を分けます
■ジャンバー、ユニホーム類の洗濯。日光や紫外線にも
当てましょう。■安全に疑問を感じる受注は避けましょ
う(自動車運転代行標準約款第4条を参照)。従業員が万一感染
しても業務中の感染と立証されない時は労災は適用さ
れない場合があります。
私生活での一人一人の自覚ある行動
■洗浄、消毒、換気を励行し、人との
距離を保ち3密を避けましょう。
■検温、睡眠、栄養確保をはじめ健康
管理に強い意識を持ちましょう。
い
つ
で
も
ど
こ
で
も